当然のことですが、結婚をすれば、自分の人生と結婚パートナーの人生が合わさることになります。独身のときは、自分ひとりのことを考えていればよかったかもしれませんが、結婚をしたらそうはいきません。
たとえば、あなたの夫が昇進してお給料が増えた場合、あなたの家の家計は潤い、家族でレジャーに行く機会が増えるかもしれません。反対に夫が勤める会社のリストラのあおりを受けて、夫のお給料が減らされてしまった場合はどうでしょうか? 今後は家計の節約を考えていかなければなりません。
つまり、結婚パートナーである夫の状況が、自分に対しても大きな影響を及ぼすのです。そう、夫婦はまさに“運命共同体”。常日ごろからパートナーの状況をよく知っておき、少しでも不測の事態を回避できるようにしておくことが大切です。
投資信託のなかにも、まさに前述した結婚パートナーとの運命共同体のような投資信託が存在します。それは、「インデックスファンド」と呼ばれるものです。
インデックスファンドとは、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)といった主要な投資指標をベンチマーク(ファンドを運用する際に目標とする指標・指数)として、そのベンチマークに沿った投資成果をめざして運用する投資信託です。
日経平均株価とは、東証1部上場企業の銘柄のうち、業種などのバランスを考慮して選んだ225銘柄の株価を平均した株価指数のこと。一方、TOPIXとは、東証1部に上場している全企業の銘柄の時価総額が、1968年1月4日時点の時価総額を100として、どのくらい増えたかを示す株価指数のことです。
ちなみに、そのベンチマークを上回る運用をめざす投資信託は、「アクティブファンド」と呼ばれます。
たとえば、三菱UFJ投信が運用を担当している「インデックスファンド225」は日経平均株価に連動するように、トヨタアセットマネジメントが運用している「トヨタTOPIXインデックスオープン」はTOPIXに連動するように運用されています。
インデックスファンドは、日経平均株価などの投資指標が上昇の波にあるときには、それに連動してインデックスファンドの基準価額も上昇していき、反対に投資指標が下落基調にあるときには、それに連動して基準価額も下落します。つまり、インデックスファンドは、投資指標と運命共同体なのです。まさに、結婚生活における夫婦の姿そのもの。パートナーの状況によって、自分の人生も左右されるわけです。結婚パートナーもインデックスファンドも、運命共同体だからこそ、ふだんからパートナーの状況をよく知っておくよう心がけたいものですね。




