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3ヶ月ごとにお客様にお送りする情報発信紙「トヨタFS証券News」。
過去のバックナンバーから、注目の記事をインターネットでご紹介します。
 

高まる資源とエネルギーへの需要  ファンドを通じて環境問題に貢献する
私たちの生活には食糧や水、石油など、さまざまな天然資源が欠かせません。ところが、これらの資源には限りがあります。使い続ければ、いずれ枯渇するものです。この限りある資源に着目し、銘柄選択の切り口にした投資信託がいま、注目を集めています。ニッセイアセットマネジメントの「ニッセイ コモディティファンド」と、新光投信の「地球温暖化防止関連株ファンド(愛称:地球力)」を紹介します。(2006年7月号 掲載)

福田 浩樹さん
福田 浩樹さん
ニッセイ アセット マネジメント
投資信託業務部
投資信託企画商品開発室室長

投資対象は資源そのもの
株や債券に継ぐ第3の資産

私たちが暮らす地球でいま、大量生産・大量消費の反動で資源の枯渇が懸念されています。需要の拡大による値段の高騰や異常気象などによる供給不足は、私たちの生活にも大きく影響しています。例えば、生活必需品である原油価格の高騰。ガソリンの価格が跳ね上がっただけでなく、関連商品であるプラスチック製品やトイレットペーパーなどの値段も上昇しています。

こうした状況のなか、この限りある“資源”を投資対象としたファンドが登場しました。それがニッセイアセットマネジメントの「ニッセイ コモディティファンド」です。

私たちの生活に欠かせない原油や天然ガスなどのエネルギーをはじめ、農産物や畜産物といったコモディティ(商品)に投資するファンドです。

「世界の有力機関投資家がコモディティの投資を始めるなど注目が高まっており、コモディティファンドにとっての投資環境は整いつつあるといえます」。ニッセイアセットマネジメントの福田浩樹さんは、こう分析します。

コモディティ投資は、株式や債券と比べて馴染みの薄いものです。しかし、日々の暮らしの中で値動きが把握できる側面もあり、わかりやすいともいえます。「株式や債券と値動きが異なり、分散投資で安定したリターンが望める点も強みといえるでしょう(図A)」(福田さん)。

児玉 光生さん
児玉 光生さん
新光投信
投信企画部
商品開発室長

地球温暖化と
エネルギー安全保障に着目

BRICsをはじめとする新興国の台頭や世界経済のグローバル化が加速するなか、資源エネルギーや農産物の需要が将来的に減小していくことは考えにくいでしょう。それどころか、限りある資源を有効活用するだけでは需要に追いつかない恐れもあります。

また、地球温暖化の原因ともいわれる温室効果ガスの排出削減という観点からも、現存する化石燃料(石油、石炭など)に頼らない、新エネルギーや代替エネルギーの開発が急務であるといえます。

その点を銘柄選択の切り口としたのが、新光投信の「地球温暖化防止関連株ファンド(愛称:地球力)」です。「『地球力』は、なかでもCO2が最も大きな影響を与えている“地球温暖化(図B)”、そして原油の枯渇や災害やテロによる供給不能を回避する“エネルギー安全保障”の2点に注目したファンドです」と新光投信の児玉光生さんは説明します。

身近な例でいえば、ハイブリッド車や燃料電池などの開発は、中東に集中する石油依存を安全保障の観点から改める行為ともいえます。つまり、新エネルギーの創出は、新しいビジネスチャンスであり、関連する企業には高い成長性が期待できます。

「地球温暖化防止や新エネルギー創出の分野で、大きな成長が見込まれる世界中の有望企業にフォーカスして、分散投資します」(児玉さん)。

「地球力」を通じて投資家は、間接的に地球環境保護団体へ寄付する仕組みにもなっています。こうした点も「地球力」の魅力といえるでしょう。

資源の枯渇や温暖化、環境汚染が叫ばれる昨今、まずは一人ひとりができることからはじめることが大切です。「ニッセイ コモディティファンド」、「地球力」に投資することが、地球に優しい行動の第一歩になるかもしれません。

■図A:各資産クラスのパフォーマンスと分散効果 1987年1月末から2006年3月末
1987年1月を100として指数化(ドルベース) [本文に戻る]
ラッセルの運用会社調査
出所:CITIグループ世界国債インデックス、MSCI世界株式インデックス、
ゴールドマン・サックス GSCI Light指数
※上図は過去の実績であり、将来の利回り等を保証するものではありません。

■図B:運用スタイルの分散 スタイルミックスの最適化(イメージ) [本文に戻る]
運用スタイルの分散 スタイルミックスの最適化
出典:IPCC第3次評価報告書第1作業部会資料(2001)より作成

24種類のコモディティへ分散投資するファンド ニッセイ コモディティファンド
ニッセイ コモディティファンド
※詳しくは目論見書等をご請求のうえ、内容をご確認ください。

ニッセイ コモディティファンド

「ニッセイ コモディティファンド」は、原油、非鉄金属、農作物など24種類の商品先物(2006年3月末現在)で構成されたGSCI Light指数が表す世界のコモディティ市況の動きを概ねとらえる投資成果を目指すファンドです。コモディティの値動きは株や債券とは異なるため、組み合わせることで、より安定した分散投資効果が期待できるでしょう。

また、企業物価指数や消費者物価指数が上昇し、景気回復にともなうインフレリスクが高まっている現在、歴史的にも物価との連動性が高いコモディティ投資ならば、インフレヘッジとしても有効です。

BRICsをはじめとする新興国の経済成長を背景に、世界的な資源や食糧需要が拡大しています。そして環境への配慮による行き過ぎた資源開発の歯止めなど、コモディティを取り巻く環境は大きく変化しており、投資環境は良好といえるのではないでしょうか。


気候変動型防止技術の将来性に投資するファンド  地球温暖化防止関連株ファンド(愛称・地球力)
地球温暖化防止関連株ファンド
(愛称・地球力)
※詳しくは目論見書等をご請求のうえ、内容をご確認ください。

地球温暖化防止関連株ファンド

これまでのエコ関連のファンドは、その大半が「環境に優しい」といったいわゆる、環境マネジメント的な性質の企業に投資していました。そのため、企業行為と業績が結びついていない銘柄への投資も少なくありませんでした。「環境に優しい」ことと、「企業の利益成長」との関係性が見えにくかったと思います。

「地球力」は、世界的な関心ごととなっている地球温暖化問題を背景に考えたファンドです。「地球温暖化防止」に向けた世界規模の取り組みから生じる経済的メリットなどを享受して、将来的な利益成長が期待できる世界中の有望企業100社に投資します。

選別に当たっては、世界初の気候変動防止技術のグローバル・インデックスであるKLD社が開発した「KLD Global Climate 100 Index」の構成企業とし、「再生可能エネルギー」、「未来型燃料」、「クリーンテクノロジー&環境効率」の3つのテーマから地球温暖化防止の分野で活躍する優良企業に投資します。


FP深野 康彦のココに注目!
深野康彦さん
深野 康彦さん
(ふかの やすひこ)
ファイナンシャルリサーチ代表。個人の相談業務やさまざまなメディアを通じて、投資の啓蒙や家計管理の大切さを説いている。

ペアで持つと面白い2ファンド

日本ではコモディティへの投資といえば、商品先物取引が主流でしたが、リスクが高く個人の資産形成に適しているとはいえません。「ニッセイ コモディティファンド」は、投資しにくかったコモディティへ個人でも少額から分散投資できる点がメリット。ゴールドマン・サックスのコモディティインデックスに連動させる点もわかりやすくて評価できます。

一方、コモディティの大半は有限であり、代替となるエネルギーや資源などの創出は今後、人類にとって大きなテーマとなります。「地球力」は、投資対象企業が明確であり、従来のエコファンドとは一線を画す、非常にユニークなテーマ型ファンドといえます。

単なる資産運用ではなく、「地球力」を通じて地球環境に貢献できる点も、大きな魅力ではないでしょうか。両ファンドの組入れ銘柄は、ある意味お互いを補完しあう関係にあり、ペアで持つと面白いかもしれません。

ただ、資産運用のコア商品として位置付けるには、少しリスクが高いでしょう。あくまでもポートフォリオのリスク低減を図るための選択肢と考えましょう。


「ニッセイ コモディティファンド」に係るご留意事項・手数料については
商品のご案内」をご確認ください。
「地球温暖化防止関連株ファンド」に係るご留意事項・手数料については
商品のご案内」をご確認ください。
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